刃の角度について

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こんにちは

オオタです。今回は刃の角度の話です。どのくらい鋭い刃の角度がいいのか?っていう話です。

が、

上の写真は包丁を研いでいるところですね。

こういう写真って、私のような人間から見ると、

もう「???」がとまらないです!職業病かもしれません(笑)

それは、

①なぜ、アスファルトの上で研ぐのか?

アスファルトの上なんて、すごく研ぎにくいですよ!

ちゃんとした台の上じゃないと・・・

②砥石が曲がっている

よくみると砥石の先のほうが片減りしていているのがわかると思います。

これだと、刃がヨレヨレ・・・になってしましますね。

③砥石の粗すぎ

この砥石はがっつり削る用の砥石です。

包丁をみるときれいなので、この包丁の状態でこの砥石を使うと逆に切れなくなる可能性が高いです。

私なら、怖くて使えないレベルです。

どうですか?

マニアックすぎて、面倒くさいですか(笑)

仕事以外はほどほどです。

さ、

て、

今回は、刃の角度というテーマです。

刃の鋭さみたいなもので、

60度と30度を比べると、

60度だと鈍角で、30度だと鋭角という話です。

いったい刃の角度は、何度がいいんだ?という質問があります。

正解は45度くらいです。

でもね。

ハサミのつくりと鋼材とのバランスがあって、好みの切れ味が関係するのではっきりと言い切ることができません。

例えば、

あなたが美容師さんで、

無名時代の剛力彩芽ちゃんが店に来て、

カットを担当したとします。

当時はモデルで、それなりで、たいして売れなかったみたいですが・・・

あのショートにしたとたん、売れ出したそうです。

なので、

剛力さんにゆるふわ金髪のギャル風だと不正解なわけです。

もちろん、彼女が私はギャル系が好きで、売れたくないということなら、正解ですけど。

やはり、彼女の正解は、ショートの黒髪ということになります。

で、

ハサミの刃の角度ですが、

一般的に、

刃が鈍角の場合、切った感じが重かったり、毛が滑ったりします。

いい面としては長切れします。

文房具のはさみと同じイメージです。

あの文房具ハサミで髪を切ると、毛が滑ってしまいよく切れないですが、落としたりしても、あまり切れ味が変わるというこてゃないです。

逆に

刃が鋭角の場合、切った感じが軽いです。スパスパ切れていい感じです。

悪い面は、切れなくなるのが早いです。

どのくらい早いか?というとどのくらい鋭いか?というのと関係します。

鋭すぎると、2.3度開閉するだけで切れなくなります(笑)

「研ぎから戻ってきて、始めはよく切れるけど、すぐ切れなくなる」というのはこのパターンです。

で、

鋭角でもなく、鈍角でもないという真ん中が、理美容のはさみの場合、45度ということになります。

「オオタさん、うちが出している、研ぎ屋さんはこだわりの40度って言っていました!」

それは、それでいいです。

私自身も、45度よりも鋭い刃付けにすることが多いです。

ただ、どのはさみも40度と決めて同じようにするのは、いかがでしょうか?

例えば、

昔のはさみで、鋼が柔らかいハサミなんかは、鈍角な刃のほうが逆によく切れたりします。

このはさみを40度の刃の角度にすると、よく切れないし、すぐ切れなくなるし、、、ってことになります

で、

結論としてまとめると、

45度はふつう。

60度は鈍角で、永切れするけど、よく切れない

30度は鋭角で、よく切れるけど、すぐ切れなくなる。

と言いつつ、はさみによっていろいろである。

です。(笑)

 

じゃ。また。

 

 


Posted by 京都はさみ職人オオタトシカズの理美容ハサミのオンライン専門店 at 10:00 / ハサミの豆知識刃の角度について はコメントを受け付けていません。

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