‘鋼材’ カテゴリーのアーカイブ

ハサミの硬さ

2015 年 11 月 30 日 月曜日

「君は、成功がほしいのかい?

教えてやろう。

まずは、あの教会に行って、財布の中身全部を寄付するんだ!

そして、貯金を全部おろして、年末ジャンボ宝くじを買うんだ!

10億円だ!」

 

鋏のネジ

こんにちは

オオタです。

宝くじは買いませんが、

もし、10億円あったら、ちょっと田舎の駅前のビルを買って、

家賃収入で南の島にもいこうと思います。

そのときは、ホームページでお知らせします(笑)

さ、

て、

買わないでどうやって、10億円手に入れるんだって話は置いておいて、、、、。

ハサミの鋼の硬さについてです。

ハサミの硬さって、実は厳密に言うと、いろいろな硬さあると思っています。

それは、

 

 

例えば、消しゴムと台所スポンジみたいな硬さです。

押しつぶした時、

消しゴムは少し凹みます。

スポンジはたくさん凹みます。

だから、消しゴムの方が硬いと言えます。

机の上で、それぞれをゴシゴシとこすったとします。

消しゴムは、削りかすが出て小さくなります。

スポンジは、削りかすはでません。小さくもなりません。

だから、スポンジの方が硬いってことになります。

あと、

ビール瓶とペットボトルの違いみたいなこともあります。

人の頭を殴った時、

ペットボトルよりビール瓶で殴った方が痛いです。

それはビール瓶の方が硬いからです。

では、

ハンマーで、

ペットボトル、ビール瓶を叩いたらどうでしょうか。

ペットボトルは何ともありません。

ビール瓶は砕けるでしょう。

この場合、ペットボトルの方が硬いということになるんでしょうか?

よくわかりませんが、

ペットボトルの方が粘るという性質があるということかと思います。

ハサミの鋼でも、

これらに近いような、、、“硬さの違い”があります。

じゃ。

また!

そもそも鋼って、何?

2015 年 11 月 11 日 水曜日

 

「安心して下さい。

はいています!」

 

安心してください

 

(えぇ~。

そういう写真の使い方・・・・・)

って思ったアナタ。

そういうツッコミ、ありがたいです(笑)

あなたといい友達に慣れそうです(笑)

さ、

て、

そもそも、鋼とは?

という話です。

硬い金属のことを言います。

どのくらい硬いのかというのは、

それを測定する方法があって、

数字で、○○以上は鋼で、それ以下は鋼ではない...といった基準があります。

で、

私なりの解釈だと、

薄く針のようにとがらせて、手に刺さったら鋼。

切れそうで切れないかもしれないと思うなら、鋼ではない。です。

例えば、

細い金属で、

洋服を作るときに使う針なら、手に刺さって奥深くまで刺さりそうです。

逆に、

100円ショップで売られている針金なら、

手に刺さって痛そうですが、

もしかしたら、気合ではじき飛ばせそうです。

もしかしたら、針金が先に曲がるかもしれないというのがあります。

つまり、

柔らかいと手に刺さらないわけです。

そして、

柔らかいと鋼ではなくて、硬いと鋼っていうことになります。

よく聞くたとえですが、

シャベルは、いくら鋭くしても切れるようにはなりません。

意外なところで、

自動車のスプリングは、鋼です。

電車のレールも鋼で、鋭くすると切れるようになります。

ということで、

2015年のギャグ「安心してください。はいてます。」を使うことができて、ひと安心です。

ありがとうございました。(笑)

じゃ、また。

モリブデン鋼ハサミとは

2015 年 10 月 27 日 火曜日

モリブデン鋼ストーブ

こんにちは

オオタです。

2015年10月27日 9:05 電気ストーブ点灯しました!

冬が近づいてきました!

写真のようないい感じの薪ストーブが欲しい!

て、

モリブデン鋼についてです。

なんか、モリブデンって言うと良さそうなイメージがあります。

実際はどうなんでしょう?

「ハサミ職人の話を聞かせてよ!」という質問を受けたとします。

きっと鋼材を研究している科学者の話が正しいとは思います。

が、

ハサミ職人の偏見だらけの意見として、お聞き下さい。

実はモリブデン鋼って、よくわからないです。

その理由は最近の理美容のハサミの大半にモリブデンが入っているからです。

よほど安いハサミなんかは別ですが・・・。

「オレの携帯、写真を撮れるカメラ携帯だぜ!」くらいの話です。

むかーしの携帯電話は写真が撮れなかったんですが、いまそんなものを使っているひとは少ないですよね。

なかには壊れていて、、というひともいるとは思いますが。

さ、

て、

このモリブデンは、鋼のなかに混ざっています。

混ざっているというのは、おにぎりに塩が混ざっているようなもので、

作る過程でいい感じになるようにわざと混ぜているわけです。

で、

説明によると

モリブデンが混ざると、

粘りが出て、強くなるそうです。

それがどの程度粘るかとか、、考えるとハサミの使い勝手にどの程度影響がでてくるかというと、よくわかりません。

あまり気にしないほうがいいかと思います。

ちなみに、

調べる過程で、

モリブデン鋼の包丁が売られているサイトを見ました。

そこには、

コストパフォーマンスに優れた材料って書いてありました。

私の感覚だと、

モリブデン鋼=カメラ付き携帯

くらいなので、「ふーん」という感じでした。

鋼材の世界って、

専門的に見ればすごく深いですが、

道具を使う立場からすれば、あまり気にすることでもないと思います。

じゃ。また!

 

日本刀焼入れとハイス鋼

2015 年 10 月 20 日 火曜日

日本刀

こんにちは

ハサミ職人です。

日本刀の焼入れの流れです。

前回、刀の原型が泥で塗られました。

これを火に入れます。

すごく熱くします。

思いっきり熱を加えます。

刀が赤くなるほどです。

写真はその前の段階です。

次回はその赤くなっている刀の写真をのせますね。

以前のハイス鋼の説明では、ハイスピードで使う鋼ですと説明しました。

ハイスピードのハイスです。

特に理美容ハサミ用の鋼というわけではなくて、

どちらかというと、工場で使うような工業製品用途に感じます。

で、

ハサミにハイス鋼って書かれているハサミですが、

やはり鋼は硬くて、毛に負けること無くよく切れるイメージがあります。

ハイス鋼って書かれていましたが、粉末系(スーパーゴールド鋼)のものと同じような印象を受けています。

ちなみに、この「ハイス鋼」の位置づけですが、

例えば、こんなのがあるとします。

生物>動物>人間>日本人

生物のなかの、動くのが動物で、、その中に人間がいて、、、いろいろな人間がいて、その中に日本人がいるという意味です。

鋼で言うと、

鋼>ステンレス鋼>ハイス鋼>スーパーゴールド鋼

って感じです。

少々、真面目過ぎたという反省を残して。

じゃ。また!

ステライトのハサミ切れ味

2015 年 10 月 20 日 火曜日

赤ちゃん代表

こんにちは

オオタです。

最近、

硬い写真ばかりだったので、

柔らかいものを採用してみました。

「女、子供に頼よりやがって!」

そんなツッコミがありそうですが、

返す言葉もなく、、、

はい、そのとおりです(笑)

今回は

ステライトのハサミの切れ味について

ステライトについては以前説明させていただきました。

詳しくはこちら。

簡単に復習すると、ステライトというのは、コバルトの割合がたくさん入った材料です。

他の鋼は鉄がたくさん入っています。

ハサミにかぎらず、日本刀などもほとんどが鉄ですね。

ステライトの切れ味ですが、

コツコツと切れる感覚が強いです。

もちろん刃付けにより全然違います。

カツカツといった切れ味のものもありますが、その場合すぐ切れなくなってしまいます。

カツカツというのは刃が鋭すぎる場合、そうなりやすりですね。

逆に鋭くなく鈍い感じだと、モクモクと切れます。

力をたくさん入れて切らないと切れないような感じです。

毛が折れて切れないようなことも多いですね。

ステライトのハサミを使っているなら、ぜひとも優秀なハサミ屋さん(ハサミ研ぎ屋さん)を捕まえてください。

それだけ難しいハサミなので、下手な人がやると、全然切れなくなってしまいます。

ってことで、

今回は、赤ちゃんの笑顔で、バイバイ!

赤ちゃん代表

じゃあ。また!

ステライト シザーの特徴

2015 年 10 月 10 日 土曜日

ステライト

こんにちは

オオタです。

最近、易経(えききょう)を勉強しています。

ってことで、

今のアナタの運勢を占いましょう!

ちょうど、この文章をみた時、この瞬間の運勢ってことです。

もし、何かに考え事をしていたら、ヒントになるかもしれません。

僕のそのつもりで占います!

はい、出ました!

山沢損

これは、損する、減らすという意味です。

一見悪いイメージですが、実は良いことです。

それはなぜかというと、減らすことによって、増えるからです。

例えば、働く時間を減らす。

すると、休みの時間が増えるといったことです。

そして、順番があります。

まず、減らす。

そうすると増えるということです。

つまり、

占いの言っているのは、

(何かを増やすために)減らすといいよ!

です。

今、

やることがたくさんあります。

まずは、

新しいことを捨てて、

目の前の気になることを少しづつ片付けて行こうと思いました。

 

さてさて、

ステライトシザーの特徴です。

ステライトとは、鋏の材料のことです。

ステライトシザーの特徴ですが、

①研ぎにくい

独特の粘りの強い材料です。

そのためシロウトで研ぐひとは少ないです。

プロでもなかなか難しい材料です。

②永切れする

研ぐのが難しいので、上手に研がれているステライトは珍しいです。

しかし、上手に研がれたステライトは、永切れしやすいです。

それは粘りがあり、開閉ですり減りにくいからです。

切れなくなると、むしりとるような感じになり、枝毛の原因になりやすいです。

注意は必要ですね。

切れなくなったら、早めに研いであげてください。

じゃ。また。

鋼材の話(サビ)

2015 年 9 月 17 日 木曜日

ハサミのサビ

「ハサミは錆びたら、使えません」

 

当たり前ですが、ハサミの刃が錆びると、切れなくなります。

普通に使っている範囲であれば、ほとんど錆びることはありません。

 

しかし、

錆びることがあります。

 

それは、

1.歯ブラシ建てに、歯ブラシと一緒に置く

実際にあった話ですが、洗面所の歯ブラシと一緒に置いて置いたそうです。

(正直、なぜだか?意味がわかりませんが、、、)

確実にサビます。

 

2.海から近い

塩害です。

自転車などはサビてぼろぼろになりますね。

ハサミもステンレスと言えど、潮風には弱いです。

室内で使っていても、それなりに影響がでてしますようです。

対策として、小まめに水分などを拭きとるとか、油をさすなどをするといいと思います。

 

3.長期間放置

もし、何かしらの理由で現場を離れ、ハサミを使わないのであれば、

汚れをとって、水分をしっかり取り除いて、

オイルまみれ!くらいにしておくと錆ないかと思います。

3ヶ月以上、放置ならオイルまみれ、オイル漬けがいいと思います。

 

4.汚い

汚いハサミはサビが出ています。

 

5.もともと錆びやすい

今のハサミは錆びにくい、ステンレス刃物です。

が、昔のハサミは基本的に錆びやすい刃物でした。

 

ちなみに

もし、サビてしまったら、研ぎに出してください。

サビたままでは使えないからです。

研ぎに出すと、サビの部分が切れるまで削られてしまいます。

しかし、サビがあれば使い物にならないので、仕方ないです。

ハサミの場合、意外とサビは深くまで入っているものです。

1

注意しましょう。

じゃあ。また!

 

鋼材の話(粘り)

2015 年 9 月 17 日 木曜日

粘り

こんにちは

今回は粘りの話です。

硬い鋼でも、粘りがあります。

「しなり」同じような意味です。

 

例えば、

日本刀は粘りがあるのでいいので、刃物としては優秀です。

 

粘りがあると刃こぼれが少ないです。

永切れします。

 

粘りというのは、

針金で、

手で折り曲げようとして何度も曲げると折れますが、

すぐ折れるのが粘りがなくて、

なかなか折れないのが粘りがあります。

 

消しゴムでいえば、

白の消しゴムは粘りがあって、

砂消しゴムは粘りがありません。

 

ボールで言えば、

ゴムのスーパーボールは粘りがあって、

どろ団子のボールは粘りが無いです。

 

なんとなく、わかったようなわからないような、、、感じですが、続けます(笑)

 

ハサミの場合、全体的に硬いので、粘りなんて関係ないようです。

しかし、

刃というのは、鋭くて指で触れると切れそうな感じです。

この先端に粘りがあると永切れします。

粘りがないと刃こぼれします。

 

ハサミは、開閉のたびに、動刃と静刃がケンカするような構造です。

そのため、粘りがないとすぐ切れなくなりやすいものです。

 

ばいばい

じゃ。また!

鋼材の話(HRC)

2015 年 9 月 16 日 水曜日

ロックウェル

こんにちは

オオタです。

どちらかというと、女性が好きです。

さて、

今回はHRCについて

ハサミの鋼ということでいくと、

硬さが切れ味を左右する要素のひとつになります。

つまり、

柔らかいと切れなく、硬いとよく切れます。

ちなみに、硬いと脆(もろ)いです。

脆いとハサミの鋼としては、すぐ切れなくなるのでNGです。

脆いというのは、あなたの心と同じで、ちょっとした衝撃などでガラスのように崩れてしまうという意味です(笑)

まあ、鋼鉄のような心のかたもいらっしゃいますが、、、。

 

ハサミの鋼というのは、

硬くて、粘りがあるといいです。

 

で、

今回のHRCですが、

硬さを表す単位です。

ロックウェル硬さとか、HRC硬度とか言います。

 

これをどうやって測るのかというと、

簡単に説明すると

ダイヤモンドの針みたいなものを刺して、その深さで測ります。

だいたい0~70くらいの間だそうです。

刃物の場合は55~68くらいかと思います。

最近の理美容のハサミは、60以上で硬いです。

昔のは60以下も多かったと思います。

なので、

ベテラン理容師さんが

「昔のハサミは研いでいたけど、最近のハサミは硬くて砥げない」

とおっしゃるわけです。

 

ダイヤモンドは100ですね。

このHRCですが、

アメリカのロックウェルさんが考えた硬さを表す単位で、工業規格になっています。

 

で、

最後にお姉さんの写真ですが、

ロック→岩→壁→壁に寄りかかるドレスの女性ってことで、

多少関係性があります(笑)

じゃ。また!

鋼材の話(モリブデンコバルト鋼)

2015 年 9 月 16 日 水曜日

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今回は「モリブデンコバルト鋼」について調べてみました。

かなり独断と偏見にまみれた内容となっています(笑)

モリブデンというのは、

鉱物です。

地中に埋まっている石です。

その特徴は、熱に強い、、、

つまり、鉄だと1583℃で溶けるそうですが、

これが2623℃でやっと溶けるそうです。

この特徴を別の言い方にかえると、「熱の影響を受けにくい」という表現になります。

例えば、ハサミはピカピカ磨くときに、熱がどうしても出てしまいます。

熱に弱いとそのたびに刃が弱くなってしまいます。

が、熱に強いので弱くならないということです。

他にもいいことがありそうですが、、、、

切れ味にどの程度影響をあたえるのか?

正直、よくわからいないです。

なぜなら、ハサミの切れ味は、

鋼材と造りと刃付けのバランスによって決まるからです。

 

コバルトというのは、以前に説明しましたが、理美容の大半のハサミに入っていますね。

 

そうそう。

説明が遅れましたが、

モリブデンは体に必要な栄養素で、

枝豆にたくさん入っているようです。

なので、「枝豆とビールの写真」です(笑)