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美容師さんのセニング選び2(カット率)

2015 年 3 月 19 日 木曜日

こんにちは。

京都はさみ職人オオタトシカズです。

今回はセニング選びのポイント②を説明します。

もし、アナタがイケメン美容師なら、

セニングは彼女みたいなものなんです。

「???」と思ってしまった、アーナータ~!!

最後にその説明をしますね(笑)

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 ■ カット率

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カット率とは、%(パーセント)で表します。

例えば、100本の毛をセニングで切った時、20本切れればこのセニングはカット
率20%です。

10本切れれば、カット率10%ですね。

では、100本のうち、23本切れたら、どうでしょう?

23%なのでしょうか?

正確には、23%です。

が、

しかしっ!

実際に23%のセニングは、こんな感じで表現をします。

ふつうは、

カット率23%でも・・
・カット率20%とか、
・カット率25%とか
・カット率20~25%とか、
・カット率20~30%とか。

また、また、ひどくなってくると、

・カット率15%とか、
・カット率30%とか
・カット率35%というのもあります。
・カット率40%というのがあっても、驚きません。

またまた、
・ウエットで30%、ドライで20%
・縦に入れると10%で、横だと20%

・・・・

正直に言います。

アバウトです。

それは、使い方によって違うものだし、正確に測ることができないからです。

感覚の世界なんです。

もしも、

僕が美容師のふりをして

セニングが欲しいなぁと買おうとしたとき、

ハサミやさんが言うカット率はあまり信用しません。

それは実際に切ってみないと、わからないものだからです。

以前にこんなことがありました。

サロン2年目のかわいい女性が

「これ、20%だってディーラーさんが言って買ったんですけど、

もっと切れる気がします。本当は何%なんですかね?」

と聞かれたことがありました。

このセニング、

バッチリラインが出て、

半分近く毛が落ちました。

僕の感覚では、カット率45%です(笑)

これは営業さんが無知だということもなくはないのかもしれません。

 ・・???・・

  変にオブラートに包み過ぎました。

この営業さんは、勉強不足!無知!

ですが、

セニングのカット率とはそういうものなのです。

もし、そういうことが嫌なら、

信頼できる鋏に詳しいハサミやさんと仲良くしておくといいですね。

そういった方なら
「メーカーは30%ということですが、私の感覚では20%です」とか

「あなたのこのセニングが20%だとしたら、このセニングはもう少し取れるので25%ですよ」とか

「カット率が少ないとラインが出なくて失敗が少ないのでいいですが、仕事が遅くなりますよ。」とか

そんなアドバイスを貰えると思います。

ハサミ選びに戻ります。

いくらアバウトとはいえ、ある程度の目安があります。

分けてみると

・カット率 10%ぐらい
・カット率 20~30%ぐらい
・カット率 50%以上

です。

用途に合わせて、この3種類のカット率のセニングを使う方も多いです。

しかし、はじめの1丁を選ぶとすれば、

●20~30%のものを選ぶといいです。

その理由は、

1.セニングのラインが出にくいから

 カット率が高いほどラインはでやすいものです。

2.仕事が遅くなり過ぎないから。

 カット率が低いとラインは出ないものですが、低すぎた場合何回もセニングを入れるため時間がかかります。

—(ハサミ選びで迷ったら)————————–

 まずは、カット率 20~30%ぐらいがいいよ。

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最後にひとつ「付け足し」です。

セニングで大事なこと。

 ◎ヌケ

です。

セニングを入れて、ひっかかることがあります。

これは、単純に切れないからという理由もあります。

そして、使い方もあるのかもしれません。

しかし、新品や研ぎたてなのに・・・という時は、刃付け。

●切れ味重視でヌケについてはあまり考えていない刃付け

 と

●ヌケの良さを考えた刃付け

があります。

刃付け次第です。

いくらヌケのいいという鋏でも、ヌケを悪くすることもできます。

またその反対も可能です。

このヌケに関しては、ハサミ選びというよりは、

ハサミ屋さん選びや研ぎ師さん選びになりそうですね。

もうひとつ

これはちょっとしたほか業者の営業妨害をしますが(笑)

あまり安いものを選ばないほうがいいです。

よく切れないと、枝毛製造機になるからです。

あの美容室に行くとなぜか、パサついて、枝毛がデキて、、、なんて言われたらつらいですから・・・

—(ハサミ選びで迷ったら)————————–

 まずは、ハサミ屋さん選びや研ぎ師さん選びだね。

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では、あなたの素晴らしい美容師人生をお祈りして・・・。

おわり

美容師さんのセニング選び1(正刃・逆刃)

2015 年 3 月 19 日 木曜日

こんにちは。

京都はさみ職人オオタトシカズです。

「カット」に入りたての頃って、

セニングって、すごい便利ですよね。

いろいろ誤魔化せるし・・・(笑)

はじめの頃、

セニングを使って、

腕が未熟な分、道具でカバーというのも、あり?!?

・・・・・・・もちろん、ありだと思います。(笑)

あのカットの上手な先輩も、

はじめの頃はそんなもんだったんですよ・・・(たぶん)

セニング選びのポイントを説明します。

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 ■セニング

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あっ。

その前に。

念のため、セニングの説明です。

セニングとは、スキバサミのことです。

ソギバサミって、呼ぶかたもいらっしゃいます。

そのソギバサミの「ソギ」って、なんでしょう?

僕も知りませんでした。

ソギバサミと呼ぶ人がベテラン先生だったので、

今は使わない、なまり?だと思っていました。

で、調べてみました。

漢字で書くと「削ぎ鋏」でした。

そぐっていうのは削ることだったのです。

彫刻のように、けずって作るイメージなんですね。

もともとのセニング(thinning)とは、間引くとか、減らすという意味です。

毛のボリュームを調整するような使い方ですね。

もうひとつ確認。

セニングは、櫛刃(くしば)と棒刃(ぼうば)の組み合わせです。

セニングには、正刃(せいば)と逆刃(ぎゃくば)があります。

正刃というのは、持ったとき上の刃が櫛刃のもの。

開閉すると、動刃になるのが棒刃になります。

この逆が逆刃です。

参考写真:http://www.1hasami.com/glossary/glossary-img/gyakuba.jpg

さて

選ぶポイントは、2つ。

 ●正刃か?逆刃か?

 ●カット率

です。

今回は、正刃・逆刃です。

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  ■正刃か?逆刃か?

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正刃と逆刃どちらがいいのでしょうか?

どちらも一長一短あり、どちらがいいというのはないです。

人によっては、「逆刃のほうが内側を取ることができて、ラインがでなくていい」

と言う方もいます。

しかし、反対に「正刃のほうが内側を取ることができて、ラインがでなくていい」

という方もいらっしゃいます。

このように、まったく違う意見があるのは、使い方しだいということなんだと思います。

とはいえ、

選ぶとすれば、、、、

○いままで正刃で慣れているという方は、正刃が無難です。

○逆刃で慣れているのなら、逆刃がいいです。

また、正刃も逆刃も使うということで、

2丁持っているかたもいらっしゃいます。

僕なら、メガネのハンドルを選びます。

  参考写真:http://www.1hasami.com/glossary/glossary-img/megane.jpg

メガネのいいところは、ひっくり返すと

 ・正刃→逆刃→正刃→逆刃・・・

と使い分けることができます。

1粒で、2度おいしいんです(笑)

買うときは、指かけは両方つけてください。

もちろん指かけを使わないのなら、つけなくていいですし、

正刃でしか使わないというのであれば、ひとつだけでOKです。

教えてもらう先輩の意見にも聞いてみましょう。

もしアドバイスしてくれたら、敬意をはらって、参考にしましょう。

ちなみに割合ですが、

美容師さんの場合、正刃のセニングが圧倒的に多いです。

(推定8割)

その理由は、専門学校で用意されるものが正刃が多いというのが原因かもしれません。

正刃で切るとこうなって・・・

逆刃できるとこうなる・・・みたいなことは、

学校の授業で教えるというよりは、
サロンワークでの感覚を磨くことなのかもしれませんね。

で。

結論です。

—(ハサミ選びで迷ったら)—————————

 セニングはメガネを選ぶと、正逆使えて便利だよ。

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次回はカット率選びです。

では、また。

あなたの素晴らしい美容師人生をお祈りして・・・。