‘ハサミ全般’ カテゴリーのアーカイブ

シザーズテキスト、刃の形 ハマ形(はまぐり刃・剣刃・段刃)

2017 年 2 月 14 日 火曜日

こんにちは

オオタです。

好きなプリンは、となりに生クリームがあるヤツです。

それが、どうした!ってツッコミを入れているあなた!

その優しさが、世界を救います。

ありがとう。(笑)


さ、

て、

今回は、刃の形(ハマ系)です。

ハマグリ刃とかです。

 

下の写真の白い線を切ったとします。

その断面がどんな形かで、ハマグリ刃とか段刃とかと呼びます。

 

ちなみに、刃の形と言っても大きくわけて2種類あります。

ひとつがこの「ハマ系」はハマグリ刃系の略です。

もう一つが、「カマ系」。鎌刃系の略です。

これは刃線がどの程度Rがあるかがポイントです。

 

a.はまぐり刃(コンベックス・甲丸(コウマル))

峰から刃まで、なだらかになっています。

貝のはまぐりのように、丸い感じでなだらかなコンベックスです。

厳密に描くと刃先(上の図の「刃」という字のところ)は、このようにはなっていません。

刃付けによってかなり変わってきます。

それが「自社のノウハウ」ということになります。

b.剣刃(ケンバ)

ヨーロッパの剣のようなイメージです。

切断面は三角になります。

刃の中央が山になっています。

ヨーロッパの騎士が使う武器は、剣で、こんな形のようです。

日本の武士が使う武器は、剣とは言わないで、刀ですね。

c.段刃(ダンバ)

段がある刃です。二段刃と言うことも有ります。

一番古い形です。

刈り上げのときに櫛との密着を重視して、この形が好みの方もいらっしゃいます。

段のところの角度は、鋭い刃と鈍い刃があり、それぞれメリットデメリットがあります。

刃角度のところでくわしく説明します。


Q:どのハマ形がいいのでしょうか?

ヒント①

 

刃の角度に注目してください。

刃の角度は、紫が一番鋭く、続いて赤、オレンジと続きます。

ヒント②

刃は鋭いほどよく切れます。

 

ヒント③

上の図は段刃でした。

段刃を鋭くさせると、段の幅が広くなります。

ハマグリ刃を鋭くさせると、膨らみが小さいハマグリ刃になります。

剣刃を鋭くさせると、三角の山の頂上が左に寄ります。

 

答え

ヒントで、うすうす気づいていると思いますが、正解はどの刃でも同じです。

無知な営業マンは、

「このハサミは剣刃だから、よく切れます」とか

「ハマグリ刃が一番いいですよ」とか

「段刃だから、切れます」とか

言いたい放題ですが、本気にしたら、ダメです。気を付けてください。

無知なディーラーの営業マンの話を鵜呑みにしてハサミを買ってしまう方がいます。

営業マンなんて、営業するのが仕事でなので、毛を切るのは苦手なんです。

ハサミを持ったことがあっても、実際に切ったことがないかも、、、です。

だから、「こんな風に切れるようにして、、、」と言っても通じないわけです。

まあ、

商品を紹介するのが仕事なので、良い商品を紹介していただきたいですね。


ってことで、

かぼちゃプリンも好きですって話でした(笑)

シザーズテキスト、基本のパーツの名前とLINE@

2017 年 2 月 9 日 木曜日

京都はさみ職人のLINE@スタート。

それで、

改めてLINEと向かい合って、いろいろとわかった。

1.そもそもスマホを使いこなせていない(笑)
いや、笑えない。

2.IDとかパスワードとか入力だけで肩が凝った。
俺の指、でかすぎる(笑)

3.そもそもLINEを使いこなせていない(笑)
友だちの検索ってどうやんの?みたいな・・・

4.そもそもLINE@って、何?
もう、笑うしかない(^^)

こんな感じのスタートです。
きっと明日はもう少し賢くなってる気がします。
LINE@を詳しく知りたい方は、こちら
https://line.me/R/ti/p/XgTCpIKhyz

あっ、これ↑京都はさみ職人のLINE@です。

友だちになると、こん身の「友だちになってありがとうございます。」のメッセージが届きます。


まずは、左から、

動刃と静刃ふれる内側

裏刃(うらば)です。

裏刃に傷があると、ひっかかりを感じます。

刃のネジ側

刃元(はもと)です。

ちなみに京都でハモといえば、魚の鱧です。

意外といわれますが、一年中近所のスーパーでも売っています。

刃の真ん中

刃中(はなか)です。

刃の先端

刃先(はさき)です。

刃の表

表刃(おもてば)または、そのまま刃の表。

刃の反対側

裏刃(うらば)または、裏スキ、、または刃の裏。

(↓同じ写真です)つづいて

刃の凹んでいるところ

裏スキ(うらすき)。ひぞことも言うようですが、そのように呼んでいるのを聞いたことがありません。

色が変わっているところ

ショクテン。漢字で書くと蝕点か、触点です。

この部分は動刃と静刃が触れるところで、、、グラインダーで削ってつくります。

小指をのせるところ

小指掛け(しょうしかけ・こゆびかけ)。小さく削ってもらうと、邪魔にならないです。

薬指を入れるところ

薬指穴(やくしこう)。シロウトって中指を入れてしまうんですよね。

ゴム

ヒットポイント。ヒットゴムでもOKです。

親指を入れるところ

拇指穴(ぼしこう)。


ということで、

LINEに翻弄されているって話でした!(笑)

じゃ。また!

シザーズテキスト、ハサミの扱いとお手入れ

2017 年 2 月 4 日 土曜日

こんにちは

オオタです。

1

宛名をみてください。

冗談のわかる、いいお客さんです(^^)

「世界一の研ぎ師」なんて、

お世辞だとわかっていますが、ご期待に添えるよう精進します。


さ、

て、

ハサミの扱いとお手入れのコツ

意外と知られていないことがあるかも。

色と字の大きさで、「意外と知られていない度」をお知らせします。

1.空切り・空バサミは避ける

無駄な開閉はハサミを痛めます。

2.押切はしない

押切をすることで、切れなくなりやすい。
押切だとそもそも切れないハサミがある。
自分の手が疲れる、痛くなる。

3.慣らし運転をする

研ぎたて、新品のハサミは厚切りせず、慣らし運転をする

4.毛以外を切らない。

硬いものを切ると切れなくなる。例えば、ダンボールを切ると一発で切れなくなる。

5.濡れたまま放置しない。

毛管現象により刃先に水が貯まる。錆の原因になる。

6.オイル

長い間使わないときは、オイルを全体に漬ける!!!!

7.金属疲労

よく使うハサミは、2本用意し、かわるがわる使うと金属疲労を防ぎ長持ちする。

8.カット終了後

カットが終わったら、テッシュなどで水分汚れを拭き取る。
セームでひねるように返り刃を拭き取る。

9.ネジのかたさ

ネジの締め過ぎは手が痛くなる。
ネジのゆるめ過ぎはすぐ切れなくなる。
適正は、手が痛くならない程度のキツ目

10.ネジがゆるんだら

実は、ネジがゆるみやすいはさみも多い
ゆるんだら、自分でしめる。←コレ重要!!!

11.机に開いて置かない

ハサミはとても繊細です。
開いて置くと、上の刃で下の刃を傷つけてしまうことがあります。

机に置くときは、やさーしく、閉じて置くようにしましょう。

開いて、勢いよく机に置くと、一発でアウトー!です。


ってことで、

これをきっちり守ると、3倍くらい永切れしますよ。

シザーズテキスト、ハサミを選ぶ時のポイント

2017 年 2 月 3 日 金曜日

こんにちは

オオタです。

1

ほしのこえ、見ました。

「君の名は」の新海誠監督の作品です。

女子高生が制服着て、ロボットに乗って宇宙へ戦いに行ってしまいます。

その時点で、着いていけなそうです。

が、

光のスピードで8年先の宇宙から、好きだった男の子へ送るメールが・・・。

女の子が、

雨が降り始めたときのアスファルトのにおい、、、雨が傘に当たった音、、、を感じたいと言っていたことが何とも言えず印象的でした。


さ、

て、

ハサミを選ぶ時の大雑把なポイントです。

1.自分が欲しいと感じるもの

現在の技術はレベルが低いが、

 将来はハサミに似合う高い技術を持ちたいから、いいものがいいと思います。

安いものが悪いとはいいませんが、よき技術者は値段では選ばず、自分がいいと感じたものを使っています。

2.シンプル イズ ベスト

多くのハサミを持っている人ほど、「結局シンプルなハサミが残る」と言います。

特殊なものは、限定した使い方ではその力を発揮します。

しかし、変なクセがついて他のハサミが使えないということになることもあります。

実際そのようなケースに出会うこともあります。

例えば、大きすぎ、小さすぎ、特殊なハンドル、細すぎ、太すぎ・・・

3.用途に応じた数丁を選び、用途別に使い分ける。

持ち換えるのが面倒くさいので、一丁で全てのスタイルを作るというのもいいのかもしれません。

しかし、より繊細なスタイルを作ろうとした場合、

用途別にハサミを使い分けることで技術の幅は広がり、よりお客さんの要求に応えることができるものです。

この辺は教科書通りって感じですかね。

で、

実際はどうなの?

4.信頼できるハサミ屋さんから買おう!

例えば、ハサミのこと全然知らないディーラーの営業マンから止めた方がいいですよ。

って書くと、ディーラーさんを敵にまわすことになるかもしれないけど・・・

ハサミのことを全然知らないディーラーさんですからね。

ありがちなのが、

「セニングはカットラインが出てないのが一番です。

だから、この10%セニングいいでしょぉ~」

たしかに、ラインが出てないのはいいけど、毛量が多い人なんか、恐ろしく時間がかかりますよ。

その分、毛を痛めやすいですし・・・。

あと、

「やさしく切れるから、いいですよ。この笹刃。」

って、

確かに笹刃の場合、やさしく切れるからいいです。

が、切れなくなると途端に毛がすべるようになります。

スライドカットなら問題ないと思いますが、ブラントに使うと・・・仕事にならないですよ。

5.手にあったハサミを選ばない

これはある意味、暴言なんですが・・・

ある程度ベテランの技術者でしたら、手にあったハサミというのがわかるので、手にあったハサミが一番です。

でもね。

デビューしたての時期に選ぶはさみとしては、危険です。

例えば、

「私、手が小さいから、小さいハサミ!」という美容師さん。

小柄な女性理容師さんでも、大きいハサミを普通に使っている方もたくさんいらっしゃいます。

手が小さいからという理由だけで、小さいものを選ぶのは、ちょっと危険です。

「指が細いから、小さい指穴のハサミ」

これは、いい気がします。

でも、もしかしたら、そうでもないかも。

というのは、

指穴が小さいハサミを使っている人の、腱鞘炎率が高い気がするから・・・

はっきりとデータをとっていないのですが、、、

今、ヒアリング調査しているので、そのうちお知らせできると思います。


じゃ。また!


 

シザーズテキスト、良いハサミとは

2017 年 2 月 2 日 木曜日

こんにちは

オオタです。

screenshot.27

こんなハンコを作ろうと思います。

ゆうびん用です。

そのうち、あなたのもとへ、京都はさみ職人からのお手紙が届くかと・・・・(^^)

さ、

て、

いま、STTです。

ダイ語です。

シザーズテキストを作っています。(笑)

要するにハサミの話です。

で、

は、

始まり、始まり。

—————————————————–

良いハサミとは、

・よく切れる。(毛が逃げない。毛が飛ばない)

・切れ味が持続する。

・再研磨調整で復活する。

といった基本的な機能が備わっています。

 

さらに、

・手や指に負担の掛からない

・手によくフィットする

・手が疲れない

・使いやすい

・自信が持てる。←意外と大事かも!!!

など、これらに対して、バランスよくそろっているものです。

 

それ以外にも、作業効率の向上のため機能性が高いセニングや特殊なカット向きの笹刃などもあります。

 

自分にとって、最高のハサミを手にすること。

これはプロの技術者にとって、最高の技術を提供することにつながるのです。


 

ちょっと硬いですかね?

 

「いいハサミって、何がいいんですか?」と聞かれることがあります。

これって、本質すぎて、逆にお答えするのが難しいです。

「いいカットって、何がいい?」という質問と近いかもしれません。

ちなみに、

私からの答えは「すべてにいい」です。

でも、わかりにくいですね。

具体的に何がいいのか?と考えてみました。

いいハサミって、

よく切れます。

切った感じが快感です。もっともっと切りたいという気持ちになります。

逆に悪いハサミの場合、切るという作業をする感じです。

よい切れ味が持続します。

永切れってやつです。

始めはよく切れるけど、すぐ切れなくなるというハサミもあります。

原因は鋼材が柔らかすぎるとか、造りが雑だとか、、です。

誰が研いでも切れる。

これって、ちょっとした嫌がらせかもしれないですが、いいハサミって誰が研いでもよく切れます(笑)

「オオタさんの研ぎ、すごい!」とほめていただくこともありますが、「そのハサミならだれが研いでもソコソコよく切れるようになります。」って心の中で言います。

声に出てしまうときもあるけど・・・

作った人の顔が見える

変な表現ですが、気を込めて作られたハサミって、いい感じの雰囲気があります。

逆に機械が作ったやつとか、上司に言われて残業しながらイヤイヤ作ったはさみとか、、、負のオーラが出てますね(笑)


逆に

悪いハサミっていうのは、

・始めから切れない。

これの説明をするべきか、、、そこから考えてしまうのですが、、、

景品でもらったハサミとか、

会社で数をまとめたから、安くて、、10,000円くらい、、、みたいなヤツです。

オークションの安いやつとか・・・

・研いでも切れない。

上手な人が研げば、そこそこ切れるようにはなりますけど・・・

楽しく、誇りをもって仕事ができるレベルかというと、、、難しいです。

もしかしたら、追加料金が必要になるかもしれないです。


「まだ、練習だから、いいハサミは必要ない」

って話、ありますね。

実は

これ、残酷な話です。深いですよ。

もし、私の子供が美容師になるとします。

子供はお金をもっていない、親もたいしてお金がない・・・

でも、いいハサミを買わせます。ローンを組んででも、です。

なぜなら、

いいハサミの方が上達スピードが速いから。

これって、

技術者だったら、無意識レベルで、当たり前で、知っていると思います。

切れるはさみvs切れないはさみ

どちらが、上手にカットできますか?

どちらが、楽しくカットできますか?

どちらが、早くカットできますか?

どちらが、思う通りにカットできますか?

で、

で、

でぇ。

逆に、です。

新人さんにはあまり上手になってほしくないとします。

(これって、書いていいことなのかなあ・・・)

(暗に、誰かを批判することにならないかなあ・・・)

でも、ハサミを使って仕事をするひとを応援したいので、正直に書きます。

自分がエースで4番の美容師さんって、アシスタントってすごく頼りになります。

あまりやりたくない雑用をやってくれるからです。

できることなら、自分だけがカットの仕事で、雑用はアシスタント任せにしたいと考えたとします。

すると、

アシスタントは、カットが下手なほうがいいわけです。

練習しても上達が遅い方がいいわけです。

上達が遅い、安くて悪いハサミの方がいいわけです。

アシスタント=悪いハサミが好都合なわけです。

笑えない話かもしれませんね。


実は、

こう感じたのはわけがあります。

いろいろとお店を回っていると、

ハサミの研ぎの依頼を受けます。

その大半は、アシスタントさんではなくて、一人前の方です。

(当たり前ですけど)

たまに、アシスタントさんのハサミを研ぐときがあります。

で、アシスタント歴が長いなあという方もいます。

で、そのハサミなんですが、・・・・残念なものが多いです。

「正直、そのハサミ、誰が使っても、よくひっかかるし、よく切れません」というのが多いです。

たまたま、

自分のハサミを忘れてしまって、

先生のハサミを借りたことがあって、

そのハサミが恐ろしく切れたので、びっくりした!

なんて話もよく聞きます。

それって、

(先生のハサミは普通で、あなたのハサミが切れなすぎるんですよ!)

と思いながら、

「いいハサミで切ると仕事が楽しいですね」

と言います。

長くなりました。今日はこのへんで・・・

じゃ。また!

 

 

おっさんレンタル、おっさんハサミ

2016 年 12 月 21 日 水曜日

こんにちは

オオタです。

あまり自覚のないオッサンです(笑)

面白いサイトを発見しました。

おっさんレンタル

おっさんレンタルです。

一時間1000円でレンタルできるそうです。

レンタルして、

相談事を聞いてもらうとか、

タバコを買ってきてもらうとか、

半分冗談みたいなものらしいです。

ただし、ボディタッチはNGだそうです(笑)

 

紹介文を読むと、

会社経営者だったり、便利屋さんだったり、会社員だったり、、、

面白いので、今度レンタルしてみようと思います(笑)

話し相手になってもらおうかな。

 

さ、

て、

今回は、「おっさんハサミ」について・・・

 

オッサンと言っても、

いろいろなオッサンがいるわけですが、、、

仮に、ベテランの男性理容師さんとしましょうか。

 

ベテランの男性理容師さんのハサミについて、一般的なことを書いてみます。

 

ベテランの理容師さんの場合、

30歳くらいになると、すでに一人前で、店舗の責任者とか、独立しているとか、、、です。

だいたい、

実家が理容室を経営されていて、戻って店を継ぐというパターンが多かったです。

最近は理容室の経営も難しくなってきているようで、継がずにスタッフとして働いているかたも多いです。

 

ベテランの方のハサミって、個性が出ています。

例えば

・カリスマ系

すごく上手な技術者です。

周りからも、あの人は違う!と一目置かれています。

ハサミは、とてもきれいに使っていらして、

絶対的自信をもちつつ「下手だから、ハサミは切れないと仕事にならない」なんてことを言う方が多いです。

意外と使うハサミにこだわりはないようです。

とにかく切れる切れないをシビアに指摘されます。

お客さんとしては、こういうタイプの方の要望に応えることで自分の技術レベルが上がるので好きです。

 

・あきらめ系

なんとなく後ろ向きな方です。

一応言われたことは素直に聞きますが、聞くだけで、聞き流すタイプです(笑)

このタイプの方は、セニングがかなりヤバイです。

恐らくほとんど研がなくて、手入れも雑で、半分錆びているような感じです。

ハサミは、「こんな客に、いい道具は必要ない」みたいなことを言います。

いいハサミだと、いい仕事ができて、自分にとっていいことですよ!って言いたくなりますが、、、、、私も大人なので言いません。

30代くらいの方の場合、変なクセがハサミについています。

「押しグセ」というやつです。

開閉するときに、無理に親指を押し出すようにして切るクセです。

で、

40歳過ぎて、腱鞘炎がひどくなって、仕事を休んだり、職替えをしたりすることが多い気がします。

 

・経営系

一番多いかもしれません。

自分の技術やハサミのことはあまり気にせず・・・

店の売上が気になって仕方がないタイプです。

独立していて、自分の店舗を持っていると仕方がないことかもしれませんね。

このタイプ方のハサミは、きれいに使っていらっしゃいます。

でも、あまりよく切れません(笑)

「オオタさん、このはさみ全部見てくれない」と言われてみることがありますが、

正直、全部切れません。

正直に「全部切れない」と言うと、

「ハサミ屋だから、そういうんだ!」と思われるので、遠慮して別の言い方をします。

 

・儲かってる系

自身の経営するお店が繁盛している方です。

このタイプは、即断即決です。

ちょっと切れないとすぐ研ぎに出てきます。

 

ハサミを買うときも、手に取って一瞬で決めます。

こちらが拍子抜けするくらい簡単に決めます。

これは理容師さんに限らずできる人の特徴のような気がします。

恐らく理容師さんの場合、ハサミのことで、切れると切れないとか気にしたくないのかもしれません。

目の前のお客さんとのコミュニケーションとか、お店のこととかに集中して、、、

ハサミは切れて当然!

もし切れなくなったら、研ぐまたは買うと決めているようです。

研ぎに出てくるハサミは、みんなきれいです。

そして、同じようなハサミです。

例えば、メーカーが違っていても鋼材が同じだったりしています。

すごいなあと思います。

 

そんなこんなの、おっさんハサミでした!

じゃあ。

また!

セニングって、どうやって研ぐか?

2016 年 11 月 22 日 火曜日

こんにちは

オオタです。

1

ボジョレーヌーボーって、出来たてのワインですよね。

私の場合、

ちょっとだけ飲んでなくても、ワインの場合頭が痛くなるんですよねぁ。

こってこての日本人ってことなのかなあ・・・?

さ、

て、

今回はセニングについて

たまに

「セニングって、研ぐんですか?」っていう質問があります。

もちろん、切れなくなったら研ぐものです。

研ぐと切れるようになります。

が!

実は、普通のハサミは研げても、セニングを研げないという人がいます。

もちろん、お金をもらって研いでいるひとで、です。

元理容師さんで、お店の経営がうまくいかなくて、研ぎ屋をやっているという方が多いです。

で、

(技術が未熟だけど)なんとなくセニングを研ぐひともいます。

この場合、棒刃だけ研ぎます。

そうすると、少しよく切れる。

ハサミって、2枚の刃で切るので、少しだけよく切れるようになります。

まあ、

こんな背景があるからだと思いますが、

今回のような

・セニングは、どうやって研ぐんですか?とか、

・セニングは、棒刃も櫛刃も研ぐんですか?

・セニングは研いで、よく切れるようになりますか?

という質問が後を絶たないわけです。

で、、

どう研ぐかというと、

棒刃はカットシザーと同じように研ぎます。

櫛刃もカットシザーと同じような感じで、櫛刃のV溝がなくならないように気をつけて研ぎます。

そして、

棒刃と櫛刃を重ねて、ネジで止めて・・・

刃と刃が馴染むように調整して ←これがポイントですね。プロの技ですかね(笑)

出来上がり!です。

 

ということで、

ワインもいいけど、おいしい日本酒はめっちゃ旨いぞ!って話でした(笑)

じゃ。また!

こんなハサミは、良ーく考えて買いましょう!

2016 年 10 月 14 日 金曜日

こんにちは

オオタです。

京都府民です。

1

ちなみに

「京都はよそ者を受け付けない文化があります」と聞いたことがあります。

住んでいるものとしては、「そういう人もいるかもしれませんが、意外とそんなこともないですよ」

この写真は、嵐山です。

桂川の向こうに見える紅葉がとてもきれいなところです。

この川を上流へ2時間くらい泳ぐと、“あの”オオタ君がいます!!

嵐山見学のついでにおいでやすぅ(笑)

さ、

て、

「こんなハサミは、よーく考えて買おう!」ということで、

こだわり満載だったり、

特殊な部品だったり、

そんなハサミはよーく考えてほしいということです。

例えば、こんなハサミ。↓

1-1

右側はねじ穴のまわりに丸く溝があって、

左は茶色の何かがあります。

きっとすべりがよくなって、開閉しやすいですよということかと、想像します。

実際に、買おうとしたとき、

この部品のせいで開閉がしやすいとは思いませんが、まあ、なんとなくいい気がするから・・・という想いで買ったとします。

数年後

・・・・

・・・・

・・・・・

1-2

すべりやすい部品をとると、下はサビ!

溝が深いため、水分がたまりやすいですね。

そのせいでサビがこんなに・・・・・

こんな状態だと、正直、手遅れです。

そんな面からも、シンプルなハサミがいいと思います。

 

買った初日から切れない・・・

2016 年 10 月 13 日 木曜日

こんにちは

オオタです。

風邪ひいて、、、なかなか咳が直りません。

今週末は、町のお祭りで御神輿なのに・・・・(笑)

ちなみにこの祭り、近所の大井神社が主催する秋祭りなんですが、、、

毎年10月16日にやることになっていまして、

今年は日曜日ですが、もし、その年が平日なら小学校が休みになるんです。

御神輿かついで、、、町内を回って、10か所以上の休憩所があって、、、

毎回休憩所でお酒を飲んで、、、ふらふらになる祭りです(笑)

さ、

て、

先ほど、こんなメッセージをもらいました。

メッセージ本文:
オオタさん(TT)
ほんとどうしようもないハサミを高額で買ってしまいました(TT)
納品初日から切れません(TT)
メンテナンス&研ぎ。
てか、全部まかせます(TT)
送りますのでよろしくお願いします(TT)

「こちらこそ、よろしくお願いします」ですが、、、

そもそも、

返品すれば、、、と考えてしまいます。

詳細はお伺いしていませんが、恐らく一度使ったから返品はNGってことなんですかね。

ハサミって、見た目で切れる切れないってわからないですね。

私もプロですが、明らかに変ならわかりますが、微妙なところでは見ただけではわからないことが多いです。

ハサミというのは切る道具だから、やはり切ってみないとわからないですね。

それでもし、ダメだったら、返品とか対応しているところから、買うといいしょうね。

1000円カットで働いているので、安いハサミがいいという考えについて

2016 年 10 月 7 日 金曜日

1

上司:あなた、そこにピカチュウいると言ったわね。

部下:はい。センター長、自分はそこにいるのを確認しました!

上司:ふうん。ここで、ポケモンGOのやったのね。給料カット!

 

こんにちは。

オオタです。

こんなセンター長は嫌ですが、こんな部下はもっと嫌ですね(笑)

さ、

て、

よくこんな話を聞きます。

 

1000円カットで働いているので、高いハサミだともったいない。安いハサミがいい。

 

なるほど。

その気持ちわかります。

カット料金にフォーカスして、そのように考えるのは当然かもしれません。

では、

逆に技術者自身の手にフォーカスして考えてみるとどうでしょう?

一日10人以上カットして、多い時は50人とか、、、そのくらいカットする人もいるようですね。

そうすると、それだけハサミを持つことになり、手も疲れるでしょう。

 

安いハサミって、
(特に中国製とか顕著ですが、)

・よく切れない

・研いでもすぐ切れなくなる

・開閉がしにくい

です。

 

手の立場だと、ずーとよく切れなくて、開閉がしにくいハサミを使うことになります。

 

当然、

切れないなあと思いながらカットするから、疲れるだろうし、、、

楽しく仕事ができるかというと、、、難しいと思います。

 

まあ、

そのためにも、いいハサミを使いましょう!って言いたいんですが、

実際いいハサミってどうなの?っていう疑問があると思います。

数字で表すのも難しいですが、

私の感覚での数字で表現すると、、、

一日20-30人カットするような場合

安いハサミの場合

1日、2日目・・・まあよく切れる。

3日目・・・あやしいなあ

一週間・・・切れなくなってきたゾ。

2週間・・・もっと切れると手が楽なのに、、、

3週間・・・ハサミが死んでる、、、

4週間・・・イライラ、、、うちの客むかつく、、、

実際は3週間快適に切れるか難しいです。

 

いいハサミの場合

1.2日目・・・まあ、よく切れるのは当たり前。

3日目・・・よく切れる。

1週間・・・馴染んできた。オオタが言っていた馴染むとよく切れるようになってくるというのはこういうことか。

2週間・・・手と一体化した!!俺は神に近づいた!想い通りにカットができる!

3週間・・・無

1か月・・・まあ、毎日20-30人カットすれば切れなくなるよなあ。

2か月・・・まあ、こんなものだろう。

3か月・・・粘るなあ、、

4か月・・・粘るなあ、、研いだら切れるようになるんだろうけど、切れるし・・・

こんな感じだと思います。

使い方にもよると思いますが、良いハサミは、悪ハサミの10倍以上よく切れる気がします。

 

まあ、予算もあるので、高いハサミを買いなさいとはいえないですけど、

技術者として何年も続けるつもりなら、いいハサミを使った方が、いい技術者人生を送れると思います。

 

ちなみに

「新人の頃は、安いハサミがいい」というのはうそだと思います。

安いハサミって、切れないし、使いにくいです。

正直、同じように練習しても上達は遅いです。

もし、これを見ている後輩を教える立場の方でしたら、

ぜひ、高価なハサミを強制的に買わせてください!!!

支払うのは大変ですが、その意味をきちんと考えて、高いものを買ったんだから、真剣に仕事をしよう、、、元を取ってやろう!と考えることができるひとが続きます。

それを高いから、一番安いので、、、みたいなことを言う方は成長が遅かったり、すぐ辞めてしまったり。

結局中途半端になって、、、というパターンが多いです。

 

どちらを選ぶかは、結局本人次第になると思ますが、先輩としてよきアドバイスを!

 

じゃ。また!