‘ハサミ全般’ カテゴリーのアーカイブ

はさみ職人宛のお客さまの声

2015 年 12 月 3 日 木曜日

 

爺「ほーら。ドラゴンボールだよ」

子「ちがうよ。ほしいのは、シェンロンのやつだよ!」

爺「???」

お客さまのこえ

こんにちは

オオタです。

今年の宝くじは、一等が10億円みたいですね。

10億あったら、何に使いますか?

ハサミ屋だから、モリブデンとかコバルトとかバナジウムとか・・・レアメタルでも買いますかね!

冗談です。絶対買わないけど(笑)

さ、

て、

今回研ぎのお客さまの声を頂いたので紹介させていただきます。

お客様の声決め手は個人でやっているところ」とのことでした。

ありがとうございます。

ハサミ屋さんは、一人でやっている私みたいなところと、、、

おおきな工場や従業員さんを抱えてやっていらっしゃるところがあります。

正直どちらがいいということはないのかもしれません。

やはり、

大きいところは、

それぞれの専門分野をもっていて、

一生懸命仕事をされていらっしゃるだろうし、

小さなところでも、生き抜くために必死ですからね。

とはいえ、です。

今回の美容師さんもおっしゃっていることですが、

愛情の掛け方は違うでしょうね。

大きいところは仕事量も多いので、それをこなすために多くの人がいます。

だから、「スタッフ募集」が必要ですね。

すると新聞の折込広告なんかに求人募集するわけです。

「理美容鋏の製造 9:00-16:00 50歳くらいまで。時給800円」

こんな折り込みをみたことがあります。

有名なメーカーさんです。

この求人でこられた方

愛情の掛け方ってどのくらい違いますかね。

ちなみに

私の場合、

時給はこの方よりも高いです(笑)

けど、

生活かけて、

人生賭けてますから・・・(笑)

ちょっと、

堅苦しかったですね。

まあ、

そんなこんなで。

じゃ。また!

 

手が小さいのですが、何インチのシザーがいいですか?

2015 年 11 月 7 日 土曜日

小さいうさちゃん

こんにちは

オオタです。

ウサギみると、高校の時の国語の先生の言葉を思い出します。

「ウサギはですね。

一匹二匹と数えるのはなく、一羽二羽と数えます。

つまり、鳥ですね。

昔のお寺のお坊さんは、四足動物は食べてはダメだけど、

ウサギは鳥だから食べていいってことです。」

さ、

て、

「手が小さいのですが、何インチのシザーがいいですか?」

って有村架純ちゃん似の美容師さんが言ったとします。

その答えは、

6インチです。

手が小さいから、小さいハサミがいいという意見もあると思います。

だとすれば、5.5インチとか、5インチになるわけです。

しかし、

あえて6インチをおすすめします。

手の大きさはあまり関係ないと思います。

裁ちばさみみたいなデカイハサミなら別ですが...

5.5インチも6インチもそれほど変わりません。

道具なので、手に馴染んだほうがいいですが、

道具なので、カットするものにも合わせる必要があります。

つまり、人間の頭です。

小さな子どもには、小さいハサミが便利で、

大きい頭なら大きいハサミの方が便利というわけです。

さて、

5.5インチと比べて、6インチのハサミのいいところは、

多くの毛をとらえることができるので、仕事が早いところです。

刈り上げなんかもできるのもいいですね。

ちなみに、

女性理容師さんは、7インチか、6.5インチのハサミを使う方が多いです。

小柄なかたでも7インチのハサミを使います。

慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、慣れれば、問題ないということです。

じゃ。また。

 

おすすめのシザーは(練習中・デビュー前)

2015 年 10 月 31 日 土曜日

デビュー前

こんにちは

オオタです。

仮に、

美容学校卒業して、

夢と希望を抱いて、

美容師の道をスタートした環奈ちゃんがいたとします。

お店に入って、

美容師としてジャンジャンバリバリ、、、と働いて

トップな美容師になろうとおもっていましたが、

現実は、雑用が多くて、

お客さんのカットができるのは、

お店の検定に合格してからということがわかりました。

ということで、

毎日カットの練習をして早くデビューしたいと思っています。

もっている鋏は、美容学校でもらったハサミです。

自分ではそれなりに気に入っていましたが、

先輩に見せたら、「切れない、使えない」と言われました。

どうしましょうか?

1.研ぐ

ハサミは、使えば切れなくなるものです。

とりあえず研ぎにだしてみて、切れるようにしましょう。

それでも、

・すぐ切れなくなる。

・使いにくい。

のなら、新品の購入を検討しましょう。

2.買う

新しいハサミを買おうと先輩に相談すると、だいたい2通り答えがあります。

それは、

・まだ技術がないんだから、安いのでいい。

・どうせ買うのなら、いいやつを買ったほうがいい。

それぞれの考えなので、

どちらがいいということはないと思います。

ただ、ハサミに詳しいという立場から言うと、いいやつを買ったほうがいいです。

その理由は、

ひとことでいうと、

上達が早いから。

いいやつというのは、

よく切れて、使いやすくて、、というハサミです。

たぶん、値段もいいと思います。

それでも良いハサミがいいです。

まだ

給料が安くて、

分割になるかもいれませんし。

ゆとりがないので、大変かもしれません。

それでも、、、、

いいハサミの方がいいと思います。

もし、

そこそこ美容師をやって、

別にカットをやらないでアシスタントで充分なら、

高価なハサミはもったいないし、不要です。

しかし、

この道で

プロフェッショナルとして、

稼いでいくんだということなら、

ぜひ、いいハサミを買って下さい。

そのほうが上達も早いし、いい仕事もできるし、楽しく仕事ができます。

もしメーカーさんでランク付けされていたら、

初級技術者向けハサミ

中級技術者向けハサミ

上級技術者向けハサミ

と分かれていたら、初級者用は避け、上級者用を選んでください。

きれいな模様とか、石がついているとか、穴があいているとか、ハンドルがかっこいいとか、、

そこにはあまりお金をかけなくて、

シンプルで鋼材も作りもいいものがいいです。

高いハサミだと使いこなせない。

という考えがあります。

しかし、私はそうは思いません。

逆に使いこなすのが簡単です。

思い通りに切れてくれるし、よく切れるからです。

すると楽しく仕事ができます。

逆に安いハサミは、買いやすいというところが良いですが、

あとは、

切れないので時間はかかるし、

そのぶんイライラするし

バランスがよくないので疲れやすいし、、

研いでもすぐ切れなくなるし・・・

いろいろと残念です。

良いハサミはすべていいです。

カットが上手なひとが謙遜して

「オレは腕が悪いから、いいハサミでないと仕事にならない」という方がいます。

それは確かにその通りで、自分の実力を出し切るにはやはい良い道具のほうがより良い仕事ができますね。

 

ってことで、じゃ。また!

オールシザーカットができる店と焼き入れ前

2015 年 10 月 19 日 月曜日

日本刀とハサミ

こんにちは

京都はさみ職人です。

前回の日本刀のつづきです。

この方は、刀鍛冶の月山先生、、かなりすごい先生です。

この白い棒ですが、これが日本刀の原型です。

白いのは泥を塗っているからです。

このあと、

火の中に入れて焼入れをするのですが、

そのとき泥が厚く塗ってあると熱が通りにくく、

うすいとよく熱せられるという原理を使って

日本刀独特の弓状の弧をつくるそうです。

またこの時、刃紋ができるそうです。

ここからの工程は、通常人に見せるものではないようですが、

日本刀に親しんでもらいたいということともあって、、、写真OKを頂きました。

続きは次回に。

今回は「オールシザーカットができる店」について

もともと、日本の美容業界のカットといえば、レザーカットでした。

昔は、カミソリなどで毛を削いでいました。

それがヴィダル・サスーンさんなどの影響もあって、

日本も欧米並みにハサミでカットするようになりました。

現在は、

ハサミでカットするお店が圧倒的だとは思いますが、

まだ、昔ながらのレザーでカットしているところがありますね。

もし、レザーカットが主流になったら、はさみ職人としては転職しないとダメですね。

そのときは、刀鍛冶になろうかな・・・(笑)

じゃあ。また。

ハサミ職人vsカタナ職人

2015 年 10 月 15 日 木曜日

 

こんにちは。京都はさみ職人です。カタナ職人

 

前回の続きです。

真ん中に赤く光っているものがあります。

これが日本刀の芯となるものです。

より良い鋼にするために、ハンマーでカッチンカッチンと叩きます。

鍛錬(たんれん)をしています。

日本刀向けに優れた、玉鋼(たまはがね)という鉄を熱して材料にします。

この玉鋼は10キロ使います。

不純物などを取り除くと、最終的には1キロになるそうです。

鍛錬は、

何度も、

熱して

何度も

叩きます。

この仕事を一般的には「刀鍛冶」です。

日本刀の職人さんの「刀鍛冶部門」ということになります。

このあと、

刀らしい形にして、

研師がキレイに刃付けをして

鍔(つば)や

柄(つか)や

鞘(さや)や、、、ほかにもいろいろつくる職人さんがいらっしゃいます。

ハサミも同じようにいろいろな担当がありますね。

ハサミの場合、

日本刀のように美術品でなくて、

工業製品なので機械化も進んでいますが、

みがき屋さんといって、毎日磨いている職人もいらっしゃいます。

じゃ。また。

 

 

はさみ職人とは?

2015 年 10 月 15 日 木曜日

火造り日本刀

こんにちは

京都はさみ職人です。

前回の炭だらけの写真から、火が入りました。

たしか、火造りって言います。

日本刀が出来るまでの重要な工程のひとつです。

左の方の左手で、空気を送り込んで火の粉が上がっています。

この時、温度は1000℃以上になるそうです。

よーくみると、

日本刀の元になる、鉄が熱せられいて、その棒が見えるのですが、、、

続きは次回で。

さて、

はさみ職人とは、

THE・はさみ職人

こんな人ですが、、

この写真は、

それらしく、こだわり感が出ていますが、

実際は、どちらかというと親しみやすいタイプです。

よく小学生が遊びに来ます。(笑)

秋のはさみ職人

趣味は栗ひろいです。

それも道端の野栗です(笑)

はさみ職人というと、

一言で言っても、いろいろ、、、、です。

はさみ職人をやっておりますと自己紹介すると、

「理容師さん?美容師さん?」と聞かれることもあります。

ハサミと言っても、

植木職人さんが使う両手を使って枝を切る大きなハサミとか、

生花につかう、お上品なハサミとか、、

和裁や洋裁で使うハサミもありますね。