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はさみに対する思い

こんにちは
京都はさみ職人オオタトシカズです。
京都で理美容ハサミの研ぎ専門店をやっております。

研ぎ専門の職人がハサミをつくる」ということ

独立して十数年になります。
その間、多くの理美容師さんに会い、多くのハサミを研がさせていただきました。

その中で、
ハサミの使い方
ハサミに求めるもの
ハサミに対する気持ちを教えていただきました。

もともと、
口が達者なほうではありません。
そのお陰で、多くの人の話を聞かせていただくことができました。

忙しいサロンに飛び込みで営業したとき、まったく気付かれず、何分も待ちつづけたことがあります。

開業時、
お客様はほとんどいませんでした。
直接、お店にお伺いしました。飛び込みの営業です。
しかし、何と言っていいのか、何を話していいのか・・・

緊張で、
大きな声が出ませんでした。
ドライヤーを使っていらっしゃるときなど、
どうしていいのか、
よく困ったものです。
営業としては、失格でした。

だからそこ、
話ができない分、
話を聞くことが多かったです。

営業が苦手な分、
ハサミの研ぎの技術力でカバーしたいと考えました。

飛び込みの営業をしなくていいように、
リピートしていただけるように、
目の前の一丁のハサミに全力で取り組みました。
目の前のお客さまがハサミに何を求めるのか、気になりました。

お店で待たさせて頂くときなど、ハサミをどうやって使っているのか、集中して見ていました。
少し怪しかったかもしれません(笑)
お客様に恵まれました。
わからないことを教えてくれました。

「スライドカットって?」
「どういう向きでハサミを使うの?」
「そのとき、どんな切れ味がいいの?」
「なんで毛を濡らすの?」
「毛が柔らかくなる?ボウジュン???」 
みんなお客さまが教えてくれました。

おかげで、
その人のカットにあったハサミはどういうものか、
ハサミの使い方やそれに合わせた刃付けとはどういうものか、、など
わかるようになってきました。

理美容ハサミの研ぎ専門店の職人として、誇りとプライドを持って、毎日多くのハサミと接しています。

ハサミに宿る個性

毎日、いろいろなハサミを見ているからかもしれません。
人ひとりひとりが違い、
それぞれが自分の個性を持っているように、
私には、ハサミに1丁1丁に個性を感じています。
刃線に柔らかさがなく、
緊張したような固さが残っているなあ。とか。

もしかしたら、
このハサミは、
新人さんが作ったのかなあとか。
ひと手間を加えれば、
使いやすいようになるのに、それを省いているなあ。
上からコストダウンの要求が受けているのかなあ。
そんなことを想像してしまいます。

理美容ハサミの研ぎ専門店の職人として、誇りとプライドを持って、毎日多くのハサミと接しています。

使い手の個性

使い方もハサミに出ます。
このハサミは、持ち主に相当大事にされているなあ。

もし、自分が生まれ変わって、ハサミになるんだったら、
この持ち主の方につかってもらいたいとか。。(笑)

反対の場合、
ザツに使っているなあ。
そもそもこんなに切れない状態で仕事ができるのかなあ。

無理やり切っているのかな。
一人切ったら、すごく手に負担がかかっているんじゃないかなあ、、、とか。

京都はさみ職人

どのようにハサミが使われているいるのか?
使い手とハサミの相性を見ます

良いハサミとは

良いハサミとは、どんなハサミなのでしょう。

穴が開いてたり、
キラキラがついていたり、

どれも良いハサミかと思います。

メーカーが有名で、
有名な美容師さんが使っていたり、、、
きれいな写真のカタログに乗っていたり、
これもいいですね。

しかし、
本当に使う人のために働いてくれる相棒と考えたとき、
・シンプルであること
・手になじむこと
・メンテナンス体制が充分なこと
これが一番はじめにくる、良いハサミに必要なことかと思います。

私はハサミをつくる上で、ハサミの使い手とハサミの信頼関係が最も大切と考え
ています。
そして、その信頼関係をつくるお手伝いができると考えています。

そのために、厚い保証体制を整えております。

どうぞ、愛情を込めて作ったハサミを使って下さい。

そして、
あなたが使うことで命が吹き込まれ、
目の前の人が優しい気持ちになってもらえるなら、それは素晴らしいことです。

あなたが使うことでハサミに命が吹き込まれ、カットしたひとがやさしい気持ちになってもらいたいと考えています

京都はさみ職人オオタトシカズ
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