はさみに歴史あり。

こんにちは。オオタです。

僕が生まれたときは、インターネットいう言葉がなくて、電話といえば「糸電話」でした(笑)

 

失礼しました。

さすがに昭和生まれは黒い電話でした。

グーグルで「黒電話」を検索

 

インターネットを通じて、ご縁をいただきまして、ありがとうございます。

 

私が独立したのは、20年近く前の話です。

たしか上の息子が、明治の粉ミルクを飲んでいた頃だと思います。

ビーンスタークとか、ワコードーとかではなくて、平成生まれですが明治です。

 

彼は本当に愛想のいい子で、散歩をしているとおばちゃんによく飴やお菓子をもらっていました。

電車が好きで、

新幹線を見にいったとき、

隣に座っていたおばちゃんが、

おみやげのお菓子をわざわざ包装紙をはがして、

「はい。どうぞ!たべてね。」なんてこともありました。

(脱線しました。スイマセン。お伝えしたっかのはこれからです↓)

 

研ぎ専門の鋏職人として独立した頃の話です。

当たり前なんですけど、

独立したからって、勝手にお客さんが来てくれることはないです。

 

本当にゼロからのスタートです。

毎日、毎日飛び込み営業です。

何件かまわりますが、大半は断られます。

 

不慣れな営業で、あやしかったからです。・・・・たぶんそうです(笑)

だって、飛び込み営業なんてやったことなかったし・・・

 

とはいえ、

お客さんになっていただかなければいけません。

たくさん断られることは、相当のダメージでした。

 

ただ、

そのうち何件か、

話を聞いてくださって、

おもしろがって、研ぎの依頼をしてくれる人もいました。

 

ありがたかったです。

 

そのとき心がけていたのは、、(今でもそうですが、)

一期一会(イチゴイチエ)

「次回はないものと思って、今この瞬間、ベストを尽くす。」です。

泥臭く言えば、「気持ちを込める」です。

 

あれから、10数年。

東海道新幹線も0系、100系、300系、500系とたくさんあったのが、700系だけになってしまいました。

 

いろいろなお客様に研ぎの技術の評価をいただきました。

 

すると、

ありがたいことに、

「ハサミを売ってください。」なんて言って下さる方がでてきました。

 

「オオタさんに研いでもらっていて信用しているから、ハサミ売って」と言って下さります。

何か、今までやってきたことのすべてを評価頂いたようで、心の中で大号泣です。

 

そんなスタートで、

少しづつハサミを世に出してきました。

 

もちろん、

自分のハサミに対して自信を持っていますが、

使い手との相性があるのも事実です。

 

もしかしたら、最高にいいパートナーになるかもしれませんし、そうでないかもしれません。

もし気に入ってくださったのであれば、嫁に出す親の気持ちで大切に使っていただきたいと思います。

そうでないときもあると思います。

そのときは、どうぞ遠慮なく、返品いただければと思います。

 

インターネットを通じて、

便利な反面、ご不自由をおかけする面もあろうと思いますが、

一期一会の精神でがんばりますので、よろしくお願いいたします。

 

京都はさみ職人 オオタトシカズ

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